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更新日:2026/3/23

児童発達支援・放課後等デイサービスの安定運営に欠かせない「利用者募集」。しかし、日々の業務に追われ、対策が後手に回っているケースも少なくないでしょう。この記事では、安定した稼働に向けて、利用者募集の基本的なノウハウや効果的な情報発信のポイントなどについてご紹介します。
利用者募集には様々な方法がありますが、やみくもに取り組むのではなく、効果の高いものから優先順位を決めて行うことが大切です。ここでは、募集方法を「オフライン(リアル)」と「オンライン(インターネット)」に分け、それぞれの特徴を整理していきましょう。
地域とのつながりを深め、関係機関や保護者さまに直接認知してもらうための方法です。届けられる範囲は限定的ですが、インターネットで能動的に情報を探していない層にも直接届くこと、そして「対面による信頼」を得やすいのが特徴です。
数あるオフライン施策の中でも、関係機関へのアプローチは最優先事項です。
■主な訪問先:市区町村の障害福祉窓口、相談支援事業所、学校など
■活動の目的:パンフレットの設置依頼や、担当職員への直接の事業説明これらの機関は、保護者さまが最初に相談に訪れる場所です。窓口にパンフレットがある、あるいは職員が事業所の特徴を把握している状態を作ることで、適切なタイミングで「紹介」へとつなげてもらえます。
LITALICOが実施したアンケート(※)でも、保護者さまが事業所を見つけた方法の上位に「行政(関係機関)からの紹介」が挙げられています。

※「LITALICO発達ナビ」アンケート(対象:保護者さま572名、2023年10月実施)
対象:お子さまを通所支援施設に通わせたことがある/通わせている保護者さま572名(児童発達支援や放課後等デイサービス、民間の学習支援教室など)
チラシを配布する方法には、郵便受けに直接投函する「ポスティング」や、新聞などへの「折込」があります。
また、事業所内で「相談会」や「勉強会」を定期的に開催するのも有効です。保護者さまと直接接し、スタッフの人柄や雰囲気を感じてもらうことで、信頼関係を築く第一歩となると言えるでしょう。
※オフラインでの募集に役立つ資料を無料でプレゼント中です。ぜひご活用ください。
近年、保護者さまの情報収集スタイルは大きく変化しており、Webの活用は避けて通れません。オンライン施策は、「24時間365日、情報を発信し続けられること」、そして「広いエリアへ届けられること」が最大の強みです。
多くの保護者さまはまずインターネットで検索するため、事業所名を検索した際にホームページが表示されることが大切です。住所などの基本情報のほか、教室の雰囲気やスタッフの顔が見える写真を掲載するようにしましょう。
また、Googleマップ上に情報を表示させる「Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)」への登録も必須です。地図上で正しく表示され、最新の情報(開所時間や写真など)が掲載されていることを確認します。
ホームページを作るだけでなく、多くの事業所が掲載されている「施設情報サイト(まとめサイト)」への登録も効果的です。
発達ナビのアンケートでは、保護者さまの約7割が複数の事業所を比較検討しているというデータもあり、地域ごとの検索に対応したまとめサイトは、保護者さまにとって事業所選びの強い味方となっています。また、SNS(InstagramやXなど)での発信は、事業所の日常的な雰囲気を感じてもらえるため、興味を高める効果があります。
※オンラインでの募集に役立つ資料を無料でプレゼントしています。こちらもぜひご活用ください。
「利用者募集は空きが生じてから行うもの」というイメージがありますが、安定した稼働率を維持するには、時期を問わず継続的に情報を発信し、事業所の存在を知ってもらう状態を保つことが重要です。
ここでは、静岡県を中心に、放課後等デイサービスを16事業所、相談支援事業所を1事業所運営する特定非営利活動法人P・C・S様の事例をご紹介します。

P・C・Sは、2013年に静岡市で「放課後等デイサービス ひまわり」を立ち上げ、今では静岡県のほか福島県でも事業所を展開しています。
開所当初の利用者募集は順調で、「1事業所目の定員が埋まったら2事業所目を開所」という形で事業数を増やしていきました。しかし、3事業所目では利用者さまがなかなか集まらず、経営的に非常に厳しい時期だったと仰います。
従来の方法では利用者さまが集まらないため、より多くの保護者さまの目に留まる方法を探すなか、LITALICO発達ナビのセミナーに参加します。そこで検索数No.1の施設紹介サイトの「利用者募集サイト」を知り、情報発信力があることから契約することにしました。
募集方法については、利用者募集サイトと並行して障害児相談支援事業所などへの挨拶回りも行っていましたが、利用者募集サイトからのお問い合わせは、障害児相談支援事業所などと比べて圧倒的に多かったと言います。
「障害児相談支援事業所の場合は、3~4月の時期に新入生を紹介してもらいましたが、5月以降になると月に1件あるかないかという状況でした。利用者募集サイトの場合は最初の1か月で2~3件のお問い合わせがあり、その後も時期を問わず安定的に来るので大変助かりました」

P・C・Sでは、利用者募集サイトでブログを月に数回更新しています。ブログの内容は、レクリエーションの様子ばかりではなく、日々の様子や有資格者の訓練の風景などです。これは、保護者さまからしても事業所のリアルな様子が見えたほうが良いと思っているからとのことです。
こうした活動の根幹にあるのは、「事業所を運営するうえでは、認知度を高めることが一番大変だと感じているから」という想いで、次のように話されます。
「やはり様々な活動を行っている放課後等デイサービスであることを発信し続けることが大切です。そうした情報発信の積み重ねによって保護者さまの目に留まり、お問い合わせにつながっていると感じています」
※P・C・S様の詳細は、下記の記事を参照ください
情報発信を続けることで保護者さまに届く。認知度を上げるために活用
以上の事例から、安定した稼働率を継続するために意識すべきポイントは以下の2つと言えます。
関係機関からの紹介以外にも、自らオンラインでの発信を継続することなどにより、問い合わせ件数の極端な変動を抑えるようにします。年間を通じて安定的に問い合わせがあることは、事業運営にとって非常に重要です。
保護者さまへの認知度を上げるためには、情報発信が欠かせず、その頻度も重要になります。そのため、週に数回など継続的な情報発信を行い、様々な事業所の様子を伝えることを意識するとよいでしょう。
前述のように、児発・放デイの運営において利用者募集は、「空きが生じてから始めるもの」ではありません。
今回ご紹介した事例のように、日頃からオンラインとオフラインを組み合わせて情報を発信し続けることが、問い合わせの波を抑え、安定した稼働を維持するための近道になるでしょう。まずは事業所の情報を整え、継続して発信できる体制を作ることが、将来の安定した運営に向けた確かな準備となります。
LITALICO発達ナビには、効率的な利用者募集や事業所の広報が行える「利用者募集サイト」があります。利用者募集サイトでは、問い合わせの電話番号やWEBフォームを設置でき、ホームページとしても活用できるオリジナルページが簡単に作成できます。
また、ブログ以外にも様々な機能があり、基本情報からスタッフ・事業所の強みまでをしっかりとアピールできます。検索数No.1(※)の施設紹介サイトであるため、より多くの保護者さまへ届けたい経営者さまは、ぜひ導入をご検討ください。
①オリジナルページ作成
・フォーマットに沿って入力
・誰でも簡単に更新できる
②お問い合わせ受付
・電話とWebフォーム対応
・ON・OFF切り替え可能
③ブログ投稿
・写真も掲載可能
・施設の雰囲気が伝わる
④利用者の声の掲載
・内容確認後の掲載で安心
・施設から返信機能有り
⑤施設詳細情報の掲載
・住所、営業時間
・現在の利用状況など
⑥スタッフ紹介
・スタッフを写真付きで紹介
・お持ちの資格も公表可能
⑦プログラム内容
・支援のこだわりを紹介
・写真付き
⑧サービス自己評価
・項目に沿って記入するだけ
・自己評価等未公表減算対応


※児童発達支援・放課後等デイサービス特化型の施設運営支援サービス各社サイトで公開している利用施設数を自社調査で比較。2025年8月時点調べ。
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