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更新日:2020/7/27

群馬県で児童発達支援、放課後等デイサービス、相談支援や訪問介護など 6つの事業展開をしておられるワンセルフさま。 代表の清水さまは、保護者さまからのお声をうけて「放課後等デイサービスのお子さまの卒業後の居場所を」と、スウェーデンをはじめとした事例視察などを重ねた末、2019年に就労継続支援B型を新規事業として開業されました。 今回、就労継続支援B型を事業展開していくうえで大切にしている想いや利用者さまが誇りを持って働ける工夫などを中心に、代表の清水さまにお話を伺いしました。

もともと、放デイを利用している保護者さまから「お子さまが卒業した後の選択肢としての要望」があってはじまった就労継続支援B型なので、利用者さまは放課後等デイサービス「ワンセルフ」の卒業生も多くいます。
また、放デイのうちから将来を意識した支援を行うためにも、就労継続支援 B 型の取り組みについて保護者さまにお知らせしたり、体験してもらったりしています。例えば、新型コロナウイルスの影響で他の飲食店は臨時休業していることが多かったのですが、就労継続支援B型でやっているカフェを放デイに通うお子さまの外食体験の機会として利用いただくなど、相互に良い関係を保てています。
ただ、無理にワンセルフの就労継続支援B型にくる必要はなく、なるべく選択肢をたくさん持ってほしいと思っているので、職員と一緒に、その子にとってどういう進路が望ましいのかはよく考えています。

これまで日本での就労継続支援B型というと「仕事に従業員が合わせている」と感じることが多かったのですが、スウェーデンの福祉を視察していて「従業員に仕事を合わせている」と感じ、これを大事にしたいと思ったんです。
どんな仕事をしていただくか、にこだわるのではなく「健康第一に、働くことに喜べる・誇りを持てる」 ことをまず大切に。
私たち支援者は、放課後等デイや、訪問介護、をしていることで支援のノウハウはプロですが、経営に関してはプロではありません。そのためカフェで売上をあげようと思うのではなく、一人ひとりの生活の質をあげていくための支援をするのだということを忘れてはいけないと思っています。

仕事内容は職員と相談し、メダカの繁殖・販売、カフェ、革製品…などの案がでたので、それらを始めることにしました。 一つの作業をしていると飽きてしまう利用者さまもいるのですが、色んな作業があるので、例えば、メダカの世話からカフェの仕事に切り替えるとうまく行くなど、複数の仕事があることで皆さまそれぞれが生き生きと働ける環境ができていると感じています。(メダカの飼育場所、カフェ、革製品の作業所など各仕事場所は車で2分・歩いて10分の場所に設計しています)

当初、業態に対して手探り状態でやっていたので、職員含め大変でしたし、お子さまの支援がしたい職員には就労継続支援B型への配属に難色を示されたこともありました。
ですが、実際に始めてみると、就労継続支援B型の方が時間が落ち着いてることもあり、すぐに馴染んでくれましたね。むしろ就労の方が自分にあっていると感じる職員もいました。
放デイだと夕方勤務が多いですが、就労支援は午前がメインなので、働き方が多様になったという良い面もあります。 職員の労働環境も大切なので、職員たちと対話を重ねることが大事だと思います。
少なくともうちに関わったお子さまに対して支援を途切れさせないようにするために、グループホームや、障害者に理解のある老人ホームを作っていきたいと思っています。お子さまへの支援はもちろん、保護者さまのためにも常に何ができるか考え、地域で支えていけるよう事業を実施していきたいです。
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