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更新日:2020/6/18


放課後等デイサービスを立ち上げたきっかけは、勤めていた放課後等デイサービスで保護者さまからいただいた「子どもが安心して通える施設であって欲しい」という一言がきっかけでした。
子どもが不安定な状態で帰ってきて泣いてしまうことがあったとき「その理由」は事業所で経緯を見ていた職員にしかわからないこともあるので、何があったかを伝えて欲しいというご要望でした。自分の言葉で伝えることが難しいお子さまの場合、職員からの代弁でしか、何があったのかを知る術がありません。なので、保護者様と職員の信頼関係が何より大切だと感じました。そのため、お子さまへの支援はもちろん、保護者さまとの信頼関係を築くことも重要なことであると気づくきっかけになりました。
ちょうどいろいろなタイミングが重なる時期でもあったので、私の"想い"を大切にした放課後等デイサービスを立ち上げてみたい、と思うに至りました。今振り返ると、この保護者さまからのお声がけをいただけたこと、本当によかったと感じています。

放課後等デイサービスで児童指導員として働いていたとはいえ、事業所を開設する方法に関しては詳しく知りませんでした。まず最初にしたことは、放課後等デイサービスを開設するための情報収集。私の場合、知人から同じ目黒区内の事業所の代表者を紹介してもらえたので、代表者の方から具体的なお話を聞いたり、行政書士関連の書籍などを元に情報を集めていきました。そうして情報を集めながら、放課後等デイサービスを開設するために必要な法人格を取得したり、開設予定地域の説明会に参加したりました。
一番苦労したのは、物件探しでした。私は東京都の目黒区内で放課後等デイサービスを開設しようと思っていたのですが、指定申請の要件に合致するテナントが少なく、物件探しにかなり時間をかけました。障害児童の教室という理由で断られるということもありましたが、物件が見つからないことには行政との話し合いも進められなかったので、今の物件を見つかったときはホッとしました。
また職員採用に関しては、開設初期に一緒に働く方は人柄を知っている方が安心だという思いがありましたので、 知人に声をかける縁故採用のルートを活用しました。お子さまの利用募集は、LITALICO発達ナビの情報発信サービスを活用してたくさんお問い合わせをいただいたり、私の放課後等デイサービスに通いたいと言ってくださった保護者さま経由で、学校の知り合いや友人に声かけをしてくださったこともあり、開所後は徐々に定員に近い登録をいただくことができました。

経営者として気を付けているのは、スタッフとのコミュニケーションです。立場は違えど同じ時期に「いろのわ」で働き始めたので同期だと思って接しています。
私はトップダウンのやり方が苦手なので、代表として責任は自分がとりますが、普段の支援についてはお子さまにとって一番いい方法をそれぞれが意見を出し合って話し合うことが大事だと思っています。問題が生じたとき、疑問が生じたときは、ミーティングなどを通じて早めに話し合い、全員で方針を決めるようにしています。
放課後等デイサービスを開設してよかったと思うことの一つに「自分でお子さまや保護者さまの要望に寄り添った支援内容などを決定できること」があります。私の"想い"に共感してくれる信頼のおける仲間と一緒に働けているのが本当にありがたくて、みんなには感謝しかありません。

当時を振り返りながら大変だったことは、「児童指導員としての経験」はあるものの「放課後等デイサービスを開設する」という知識はなかったので「放課後等デイサービスを開設に必要な知識を学ぶ」ことだったそうです。
LITALICO発達ナビでは、これから放デイ・児発を開設したい方に向けて、新規開設専任スタッフによる児童発達支援・放課後等デイサービスの新規開設セミナーを開催しており、児発・放デイの開設で収集しておきたいノウハウや情報を効率的かつ丁寧にお伝えしています。
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