2020年版【強度行動障害支援者養成研修】と強度行動障害児支援加算について
強度行動障害児支援加算とは、児童発達支援事業・放課後等デーサービスの事業所運営において、強度行動障害支援者養成研修修了者が、他害や自傷行為が起きやすい強度行動障害の児童へ必要な専門性を活かして支援する際に算定できる加算です。
この記事では、強度行動障害児支援加算の算定要件の解説と、2020年度の主な地域での養成研修の開催情報をご紹介します。
目次
・放デイ・児発の強度行動障害児支援加算とは?適切な支援を届けるために
・2020年はオンライン研修の開催も!強度行動障害支援者養成研修の主な都市の開催
・スタッフの資格の有無で変わる加算をもれなく申請・管理するために
放デイ・児発の強度行動障害児支援加算とは?適切な支援を届けるために
強度行動障害の定義は、厚生労働大臣が定める基準(平24厚労告240・第1の4)より、定められており、加算を算定するには受給者証に「強度行動障害」の認定があるか確認する必要があります。
強度行動障害児支援加算に関する、詳しい算定要件、行動障害の内容に基づく「強度行動障害スコア表」、加算を取得したときの報酬についてなどは、「放デイ・児発」における強度行動障害児支援加算とは?の記事で解説しています。
2020年はオンライン研修の開催も!強度行動障害支援者養成研修の主な都市の開催
厚生労働省の施策として平成25年度から始まった強度行動障害支援者養成研修は、障害福祉サービス事業所において「他害、自傷行為が起きやすい児童に対して適切な支援ができる人材の育成」を目的としています。
支援者に基礎的な知識と技術に関する情報を提供する養成研修として毎年全国で開催されてきましたが、2020年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止も多く、開催情報が確定していない地域も。
今年ならではの試みとして、オンラインでの受講形態で開催される強度行動障害支援者養成研修(基礎・実践)の開催情報はこちらです。
※開催される研修は以下の限りではありません。
※記載情報は全国の開催情報の一部を抜粋しております。
※この情報は2020年8月21日現在のもので、新型コロナウイルス感染状況などにより、開催に変更が生じる場合があります。 詳細やお申込みは、各主催者さまにお問い合わせください。
オンライン開催
- 主催:株式会社エイド (福岡県指定)
- 9月開講分は、zoomにて実施
- 受講費:38,000円(税別)テキスト代込(各種割引あり)
- 申込み期間:随時募集中
- 研修日:第一回9/1開始・第二回9/8開始・第三回9/22開始・第四回9/28開始(各回から連続3日間実施。他日程は公式HPにてご確認ください)
研修会場にて実施(非オンライン開催)
北海道
- 主催:社会福祉法人はるにれの里 (北海道指定)
- 受講費:25,000円テキスト代含む
- 研修日:10月8日~9日
- 申込み期間:8月10日~9月5日
- 会場:札幌コンベンションセンター 101・102・104・105・201・202・204①②(北海道札幌市白石区東札幌6条1丁目1−1)
関東
- 主催:有限会社ホットラインワールド (千葉県指定)
- 受講費:17,700円(税込)テキスト代別途3,300円(税込)
- 研修日:開催場所により複数(各日程は、公式HPにてご確認ください)
- 会場:船橋会場・千葉会場・柏会場・木更津会場・成田会場(詳細住所は公式HPにてご確認ください)
東海
- 主催:社会福祉法人岐阜県福祉事業団障害者地域支援・研修センター (岐阜県指定)
- 受講費:5,500円(予定)
- 研修日:講義-10月7日(オンライン開催)、演習-10月8日9日・10月29日30日
- 申込み期間:8月26日17時必着
- 会場:テクノプラザプラザホール(各務原市テクノプラザ1−1)
- ※実践編のみ
関西
- 主催:和歌山県
- 受講費:無料
- 研修日:10月14日15日(A日程)・10月20日21日(B日程)
- 申込み期間:9月4日までの消印有効
- 会場:県情報交流センターBig・U 多目的ホール(A日程)・那賀振興局 4階 大会議室(B日程)※基礎研編のみ
九州
- 主催:株式会社エイド (福岡県指定)
- 9月開講分は、zoomにて実施
- 受講費:38,000円(税別)テキスト代込(各種割引あり)
- 申込み期間:随時募集中
- 研修日:第一回10/6開始・第二回10/12開始・第三回10/27開始・第四回11/10開始(各回から連続3日間実施。他日程は公式HPにてご確認ください)
- 会場:レインボープラザ 福岡県北九州市八幡東区中央2丁目1-1
スタッフの資格の有無で変わる加算をもれなく申請・管理するために
放課後等デイサービス・児童発達支援事業所の運営では、お子さまを支援するスタッフの資格の有無、常勤・非常勤などの人員配置により、加算内容が変わるため、請求時に当月の人員配置や、報酬単価の確認などが業務の負荷になってきます。
発達ナビの請求支援ソフトは、支援実績を記録する際に取りたい加算を選択すると自動で算定の必須項目が表示されるため、記入漏れなどが発生しにくく、どの項目が必須なのかを確認する手間も省けます。
また、実績記録と請求に必要な情報が連動しているため、国保連請求の負担もぐっと楽に。請求ソフトを利用されている施設さまにこそ、「使いやすい!」「請求残業が減った!」といったお喜びの声をいただいています。
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